07179 今日嬉しかったこと   だいたい358頁

皆様はじめまして。でも実はいつもお世話になっています。

先月沖縄に行った際に@を持って帰ってきてしまい、それ以来、毎日のようにここのサイトにきて勉強しています。基本的にこういう所ではROMなのですが、今日は嬉しいことがあったので報告します(長いけど)。

今日、最近ここでも話題のハーミーズクラブを扱っている某店に行ってきました。例のプラケースの中のパックに詰めたままで店頭に置かれていて、扱いが酷いと指摘されたお店のひとつです。
で、お店の方に「これって今売れてるんですか?」から始め「ここのお店ではどのように『飼育』されているんですか?」と続け「実は僕もオカヤドカリを飼っているんです。でも、ここでの飼育のされ方はかわいそうで。ネットでも批判の声が挙がってまして様子を見に来ました。何とかなりませんかねぇ」と。ちょっと熱くなり「これ天然記念物ってご存知です?確かに飼育が許可された天然記念物ですが、虐待は許可されていないんです」とも。

売り場の責任者(かな?)の様な方が登場してからは話しが早い。こちらも提案モードに切り替え。「例えばパックから出して大きめのケースに砂を敷いて入れてるという店もあるようですよ。こんなパックに押し込められるよりこの子たちは幸せですよね。お店からしても『生き物』がそこにいることすらお客さんに気づかれないよりも、歩いてるヤドカリを見れば子供連れなどお客さんの足が止まりますよね。この子たちは玩具でなく『生き物』ですから。売れる前に死んじゃいますよ」と。

で、責任者(という事にしてしまおう)の方が「貴重な意見をありがとうございます」という展開。ここまでは当たり前。嬉しかったのはここから。

本部(と言われるところ)に即座に電話をし入荷時の状態から設置方法を変えてよいかを確認。その後「あのケースを持ってこい。砂を扱っている店はないか。ホームセンターはまだ開いてるか。俺は今すぐ何とかしたいんだ」と他の店員に指示。さっそくLLサイズのケースにとりあえず商品添付の珊瑚砂を入れ「よかった元気で。うん、この方が良い」と言いながら各パックから@を移す。実はハーミーズクラブの扱いについて、色々と気になる点がありながらもどうしたら良いかわからず悩んでたとのこと。僕は思い付くアドバイスと、オカヤドカリ見聞録というサイトで色々と勉強できることを話した。

僕の話を真剣に聞いてくれながら作業を進めていた責任者(じゃなければごめんなさい)の方、一旦出した@のうち1匹を再度パックに戻してさらにケースに戻す。僕が不思議に思った途端に責任者の方が言う「買って帰って家で飼ってみます。で、家に帰ったら早速そのサイトを見てみます」と。今日、もっとも嬉しかった言葉はこれでした。

文句屋だと思われ適当に話を聞かれ、こちらが嫌な思いをする事を想像してたけど、勇気を出して話してみて良かった。客と店員、文句屋と苦情対応係、という関係でなく、目の前の@の『飼育』のされ方が異常であることに気づき、何とかしたいと思う『仲間』がそこにいる感じがした。

僕は最後に話を聞いてくれたことと、早速改善してくれたことのお礼を言って帰った。最初に声を掛けてから1時間が過ぎていた。

▲じんさんより 2004/07/30 2:05:07
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